構内放送も、「クラウドPBX」で利用できる?~Zoom Phoneによる、クラウドPBX構内放送

Zoom Phone, 活用ノウハウ

構内放送とは

「〇〇さん、外線1番に▲▲さんよりお電話です」
「迷子のお知らせです」

業務放送、館内放送とも呼ばれますが、広い建物、敷地内で、このようにアナウンスすることを「構内放送(ページング)」といい、工場、百貨店、病院、スーパー、学校など、様々な場所で利用されております。
一般的なお知らせはもちろんですが、緊急時の非常放送としても大変重要なシステムです。

取り残される構内放送システム

ここ数年、コスト削減や機器の老朽化、BCP対策などにより、クラウドPBXに切り替える企業が増えておりますが、「構内放送も、クラウドPBXで利用できませんか?」といったご相談が増えております。

今回は、その「クラウドPBXを利用した構内放送(以下、クラウドPBX構内放送)」の

・ 特長と注意点
・ Zoom Phoneによる「クラウドPBX構内放送」

についてご案内します。

「クラウドPBX構内放送」の特長

「クラウドPBX構内放送」とは

従来、企業敷地内に設置されていたPBX(電話交換機)を、クラウド(インターネット)上に構築し、構内放送を行う仕組みです。
※PBX(電話交換機)とは、内線通話や外部からかかってくる電話を関係部署に取り次いだり、転送する機能をもった機器。

「クラウドPBX構内放送」の特長

「クラウドPBX構内放送」の導入により、業界/規模を問わず、以下のような特長(メリット)があります。

①PBX機器、電話回線が不要
②インターネットがつながれば、どこからでもアナウンスできる
③拡張性が高い(拠点ごとのPBX機器設置不要、回線数の増減が容易など)

つまり、PBXのクラウド化により、④ わざわざ構内放送用の固定電話の場所まで行く必要がなく、スマホ等で、どこからでもアナウンスができるようになります。
さらには、支店や別棟の事務室、災害対策本部などの遠隔地からもアナウンスが可能になります。

 

「クラウドPBX構内放送」の注意点

クラウドPBXの種類

昨今、様々な種類のクラウドPBXがありますが、サービスの種類によっては、構内放送に対応しないものもあります。
「せっかく社内電話をクラウド化したのに、構内放送は利用できない・・・」とならないためにも、事前にしっかり確認しましょう。

通話の音質、安定性

上述の通り、様々なクラウドPBXが登場しておりますが、「通話が途切れる/声が遠くてよく聞こえない/ザーザーとしたノイズがうるさい」などの声も多く聞かれます。
導入前にトライアルでご確認いただくことをお勧めします。

 

Zoom Phoneによる「クラウドPBX構内放送」

~社内電話も、構内放送も、まとめてPBXクラウド化ができます!

オンラインミーティングの代名詞とも言える「Zoom」ですが、
同じプラットフォームのクラウド電話サービス「Zoom Phone」を利用して、構内放送ができます。

Zoom Phoneによる構内放送および、内線ネットワークのイメージ

・社内電話)固定電話機、パソコン、スマホなど、全て内線化。
・構内放送)既にご利用中の構内放送設備と、専用のページングアダプタを介して接続することにより、固定電話機、パソコン、スマホからアナウンスが可能。

必要な設備

既存のPBXとアダプターの代わりに、ページングアダプタを設置することで、Zoom Phoneの クラウドPBXへの置き換えが可能となります。
※既存放送設備によっては、追加設備が必要な場合や、放送設備との接続ができない場合があります。

Zoom社のネットワーク/音質について

エム・ビー・アイがおススメするZoom社は、第三者機関による調査において、圧倒的な音質の高さ=ノイズ抑制が評価されております。

下(上or右or左)の画像で、オレンジ色の波形はブラウンノイズ(エアコンがフル出力で回転しているような騒音)を示しておりますが、Zoomの通話サービスは通話開始後、すぐにノイズを認識→削減しており、時間の経過とともに、さら継続してノイズが減り続けています。

●社内電話と構内放送を、まとめてクラウドPBX化したい 
●導入済みのクラウドPBXで、構内放送ができるか知りたい 
●まずは、Zoom Phoneについて知りたい

このような企業様、
ぜひ一度、お気軽に “エム・ビー・アイ”へご相談ください。

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